11/09/2021

レインボーシックス シージ:Y6S4変更点まとめ、外ヴァルカメ終了へ/Finkaに自己蘇生能力/UIリワークなど

レインボーシックス シージ:Y6S4変更点まとめ、外ヴァルカメ終了へ/Finkaに自己蘇生能力/UIリワークなど

Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では11月9日、イヤー6シーズン4「オペレーション・ハイキャリバー」の新情報が公開されました。この記事ではそのうち、既存のオペレーターへの調整や、UIのリワークなどについて、先行プレイで確認されたものを紹介します。



Y6S4の変更・調整点まとめ



https://youtu.be/uw-Vd7iC16I

R6S Y6S4 | どこでも貼り付くグレネード型トラップで敵を破壊する新防衛オペレーター「ソーン」先行プレイ - EAA

カメラガジェットが外に置けなくなる

Y6S4アップデートでは、Valkyrie(ヴァルキリー)のブラックアイMaestro(マエストロ)のイービルアイ防弾カメラの仕様にそれぞれ弱体化が入ります(防弾カメラは強化も入る、後述)。



これは新オペレーター・Thorn(ソーン)を除くと、Y6S4環境に最も影響を与えそうな変更点と思われます。



ブラックアイ信号喪失屋外にカメラを置く作戦が不可能に

Y6S4からは、ブラックアイなどのカメラガジェットを外に設置すると、映像に激しいノイズが走り、約10秒で信号喪失状態になります。信号が喪失すると、カメラ映像が見えなくなり、音も聞こえなくなり、スキャンなどの操作もできなくなります。なお、回収できるのであれば設置し直すことは可能です。



これまでもEcho(エコー)のヨーカイドローンや、Mozzie(モジー)で奪ったドローンは、屋外に出ると数秒後に信号が喪失する仕様でしたが、他の防衛側のカメラガジェットもこれに合わせた形です。



イービルアイや防弾カメラについては、外に置けなくなることへの影響はほとんどないと思われますが、ブラックアイの外カメラが不可能になることは、チームの作戦面で大きなダメージとなるでしょう。



防弾カメラは大幅強化

サブガジェットの防弾カメラには、大幅な強化も入っています。これまではカメラアングルが固定されていましたが、Y6S4では上下左右に動かせるようになり、ブラックアイと同じ操作感で広い角度をチェックできます。



防弾カメラ角度を変え、EMPバーストが撃てるようになった

さらに、以前から告知されていたEMPバーストの発射機能が正式に搭載され、攻撃側のドローンなど、電子ガジェットを一定時間停止させられるようになりました。クールダウンは7~8秒程度。チャージできるのは最大1発のみですが、ラウンド内であれば永続でリチャージができます。



このEMPバーストはThatcher(サッチャー)のEMPグレネードと同様に、オペレーターへのダメージはなく(光は見えるが、妨害効果もほとんどない)、また防衛側の電子ガジェットに撃っても効果はありません。



- EMPバーストの特徴- 攻撃側の電子ガジェットを5秒ほど停止させる

- 防衛側の電子ガジェットには無効

- ダメージ判定はない

- カメラを設置したプレイヤー以外もカメラを操作・EMPバーストの発射ができる

- EMPバーストのクールダウンは7~8秒

- 最大チャージ数は1。リチャージは永続

- Mute(ミュート)のディスラプターと同じ原理。遠隔で操作するガジェットを止められるが、Hibana(ヒバナ)のXカイロスなど、一度起動したものは止められない。

- (カメラに映らないが)HEL起動中のNokk(ヌック)に命中してもガジェットは解除されない

- Thatcher(サッチャー)のEMPグレネードに当てても停止させられない

Finkaに自己蘇生能力を追加

味方全員を遠隔で回復・蘇生できるFinka(フィンカ)は、フラググレネードやGONNE-6などのユーティリティも完備していることから、競技シーンやカジュアルを問わず昨今の人気ピックとなっているオペレーターです。



フィンカ自己蘇生負傷しても自力で起き上がれる

Y6S4ではこのFinkaにさらに強化が入り、今までは不可能だった、負傷時に自分自身をアドレナリンサージで蘇生するアクションができるようになります。これにより、数少ない欠点が1つ消えたFinkaはさらに人気が高まることが予想されます。



オペレーターのカスタマイズが拡張

外見カスタマイズ※画像は先行プレイ時点のビルドのもの

Y6S3ではエリートオペレーターのアイテムが自由にカスタマイズできるようになりましたが、Y6S4ではこのカスタマイズ要素がさらに進化し、新たに勝利時のアニメーションや、対戦中に表示されるオペレーターカードおよびその背景画像が編集できるようになりました。



- ヘッドギア

- ユニフォーム

- ビクトリーセレブレーション(勝利時のアニメーション)

- オペレーターポートレート(ピック時に表示されるカード)

- カード背景

武器スキンについては、これまでも3D武器スキンという武器の外見を大きく変えるスキンが実装されていましたが、Y6S4からはさらに「アニメーションつき3D武器スキン」という、武器の一部が動くものが追加されていきます。



UIデザイン・その他の変更

UIなど一新UIデザインがリワーク

Y6S3でもデザインまわりに変化が見られましたが、Y6S4ではさらにさまざまな変更が加えられ、武器やガジェットの情報、コンパスなどが一新されています。また、「補強」、「ラペリング」、「ディフューザー設置」など、これまでテキストが表示されていたサジェスト全種が、すべて専用の新規アイコンに変わっています。



チームカラーも変更され、味方は青、敵は赤で統一されました。なお、無くなったオレンジも含めて、チームカラーはオプションメニューで変更できます(青、赤、オレンジの3種)。



他にもパフォーマンス指標表示がリワークされ(画像右下)、FPS値GPUPINGバージョン情報をモニターに表示させることができます(オン・オフ切り替え可能)。



ピン2.0コンパスに立体情報が表示されるようになった

UIとともにコンパスの仕組みもリワークされ、3重の円になりました。味方が立てたピンは、白い円の外側か内側かで、その立体的な位置も把握しやすくなっています。



大きくなったコンパスには、慣れるのに時間がかかるプレイヤーもいるかもしれません。これら画面に表示されるパーツはすべて、オプションメニューから個別にオン・オフを切り替えることもできます



ソーン選択画面オペレーターピック画面のデザインも一新

カスタムゲーム作成が便利に

カスタムサーバー

こちらは先行プレイビルドでのみ確認された変更ですが、カスタムゲームのプレイリスト欄に、プリセットとして「プロリーグ」や「ランク」など、定番の設定があらかじめ用意されるようになりました。個人で新たにシージのイベントを開催したい方でも、このプリセットは非常に便利でしょう。



テストサーバーへの変更

実験場「実験場」プレイリストを発見

先行プレイビルドの「プレイ」メニューでは、「実験場」というプレイリストも確認されました。Y6S3の時点で、「将来的にテストサーバーのビルドをライブサーバーでも試せるようにする」という旨の予告がありましたが、それと関連があるのかもしれません。



テストサーバーについては、Y6S4以降からは段階的に、時期や目的ごとに3種類のテストサーバーを使い分けていくそうです。



- 新シーズンサーバー:(従来通り)新シーズンのコンテンツをプレイできるテストサーバーを設置

- ラボテストサーバー:新シーズン開始後、将来実装されるかもしれないコンテンツをテストするための「ラボテストサーバー」が不定期開催

- バランステストサーバー:バランス調整用コンテンツが組み込まれたテストが不定期開催

新オペレーターThornの他、「アウトバック」のリワークや、さまざまなオペレーターに調整が入るY6S4「オペレーション・ハイキャリバー」のテストサーバーは、現地時間11月9日(日本時間11月10日ごろ)にスタートします。PC版シージをお持ちの方は、ぜひこのテストサーバーに参加してフィードバックやデータを提供してみてください。



R6S 専用 Discord
https://bit.ly/3083Z6E