11/15/2021

BF2042:「意図せず現実世界の問題に言及した」スキン“リトル・グリーンメン”の名称変更へ

BF2042:「意図せず現実世界の問題に言及した」スキン“リトル・グリーンメン”の名称変更へ

アーリーアクセスが始まった『Battlefield 2042(バトルフィールド2042)』にて、現在も続く紛争を想起させるスキン名称が発見されました。DICEは謝罪し、そのスキン名称を今後変更すると約束しました。



2042年でもクリミア危機?



https://twitter.com/Waggle_ua/status/1459092319760752650

問題となったのはスペシャリスト“ボリス”のスキン「リトル・グリーンメン」。2014年に親ロシア派の武装勢力がウクライナ南部のクリミア自治共和国を占拠しましたが、このとき記章のない緑の軍服を着ていたことから「リトル・グリーンメン」と呼ばれていました(ロシア軍の関与は後に判明)。



クリミア危機は現在も続いており、非常にセンシティブな話題です。この問題を発見したTwitterユーザーのWaggle-free氏は「EAとDICEは、私の国の一部を占領したロシアのテロリストを冗談めかして入れてもいいと思っているんでしょうか? ISISやタリバンの部隊もゲームに入れてみませんか?」とツイートしました。



DICEは直ちに謝罪し、今後のアップデートでスキン名称を変更すると約束しました。



https://twitter.com/BattlefieldComm/status/1459229157800484864

「これは意図せずして現実世界の問題に言及したものであり、我々チームの価値観を反映したものではありません。近日中のアップデートでこの名称を変更する予定です。ご指摘に感謝します」



DICEは過去にも、実在したレジスタンスと同じ名前を『BFV』のナチス兵士に名付けたとして非難されていました。シリーズが人気になるにつれ、配慮すべき問題が増えるのは必然かもしれません。




https://bit.ly/3Fljvv7