『Call of Duty: Black Ops 2』のエンジン、マップのビジュアルデザインなどの改善点がいくつか明らかになりました。
Treyarchのオンラインディレクター Dan Bunting氏によると、今作の開発ではPCクオリティの映像をコンソール上で60fps動作させることを目的に、“技術とテクニック”のミックスを進めながら既存の技術を改善しているとのこと。
『CoD:BO2』エンジンの改善や追加機能
- コンソール版は今回も60FPS動作を実現する
- PCクオリティの映像をコンソール上で動かすのは困難だが、既存技術を改善中
- Reveal Mappingと呼ばれる新テクスチャ技術を実装
- Reveal Mappingの詳細は不明だが、アスファルトの路上にばらまかれた砂を表現するような技術で、砂がきちんとアスファルトの亀裂に落ちる
『CoD:BO2』の照明関係の改善
- より良いHDR表現の実現
- Bounce Lightingは地面が光を反射し別の面を照らすといった、反射光を表現する。例えば窓がある部屋ではよりソフトな影表現が見られる
- Vertex Baked Lightingは木の枝や葉の、光と影の密な相互作用などを調整
- Ambient Occlusionは環境光の強弱を調整
- セルフシャドウあり
『CoD:BO2』のマップのビジュアルデザインの改善
- マップ内にユニークな環境を増やしている(例に上げたのはロサンゼルスを舞台にしたマルチプレイヤーマップ“Aftermath”)
- 誰もが直感的に理解できる、コーヒーショップやホテルのロビーといったロケーションを増やすことで、プレイヤー間のコミュニケーションをよりスムースにさせる
現時点では『Call of Duty: Black Ops 2』のエンジンが、前作『Black Ops』に利用された“IW Engine”なのか、『Modern Warfare 3』のIW内製エンジン“MW3 Engine”であるのかは明かされていません。
マルチプレイヤーで、フレンドに場所を説明しやすくなるのは嬉しいですね。
『Call of Duty:Black Ops 2』発売日
海外版:2012年11月13日日本版:2012年 冬
公式:Call of Duty®: Black Ops 2 Official Site
日本版公式:CoDBO2 コール オブ デューティ ブラックオプスII | SQUARE ENIX
『BO2』の日本国内発売は、1週間ほど遅れた11月20日前後だと思われます。
via doope!